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![]() ![]() 「ワシントン新春祭り2008」 と言うのも、昨年の第一回新春祭りは午後から初雪が降り始め、ご来場始めご出演者の方々の帰宅の足に大きな影響が出たため、随分お困りになったと伺っていたからです。 1月20日(日)当日は、最高気温マイナス6℃、最低気温マイナス11℃とこの冬一番の寒気に見舞われましたが、幸い、終日穏やかな晴天に恵まれました。 昨年7月に実行委員25名を結成し、前回の反省を踏まえながら毎月1回の頻度で打ち合わせを開いて、準備を進めました。 昨年は、初回開催にも拘らず1,400名の参加者を得たことで慢心することへの心配と、前回の担当者が異動により半数が交替していることを考えると、かえって気を引き締めなければいけないとの思いが強く、慎重に準備を進めました。 幸い、精鋭のスタッフと当日の天候にも恵まれ、お蔭様で今回は1,800名を超す方々が参加されました。 厳寒の中、実行委員の集合時間を午前7時としましたが、同週末は地下鉄メトロの工事が行なわれていることに加えて週末は始発時間が遅いため集合時間には間に合わないとの制約がありましたが、早朝、マイカーで乗合いをするなどの努力によってほとんどの委員が時間どおりに一同に会していました。 ボランティアの方々には、ご担当によって多少集合時間を変えご参集頂きましたが、前回開催時のボランティア数を大きく上回り110人を数え、開催直前までご応募したいとのご希望者が増え続けるなど、実行委員全員にとって嬉しい悲鳴でした。 開場時間は11時でしたが、外は厳しい寒気の中、多くの方が入場を待ちわびておられたため、開場時間を20分程早めました。 昨年は、前日に会場の準備が多少できましたが、今年は前日、同所で結婚式が行われていたため土曜日の深夜まで入場できない制約があり、当日の早朝の準備が勝負となりました。 ステージ・備品・音響の業者が約束どおりに来て早朝に設置してくれるか、開場時間までに準備が整うか、心配すればキリがない状況でしたが全て順調に滑り出しました。 また、昨年同様、獅子舞と伊予万歳のお二人が当日の朝ニューヨークから到着するため、降雪によるフライトの遅延状況も気になっていました。 ステージ上での餅つき実演、触れ太鼓、両国国歌静聴、ご来賓の加藤特命全権大使・ミネタ元運輸長官・ワシントン日米協会ブリア会長のご挨拶に続き、ワシントン日本商工会増田会長の開会宣言で始まった「ワシントン新春祭り2008」は、大勢のボランティアの皆さんに支えられながら、また、すし組合の皆さんの当日早朝4時からの仕込みといった陰ながらの多大なご尽力で、場内の賑わいが一段と高まり熱気も沸いてきました。 日本の伝統的なお正月に欠かせないものは何かという議論を実行委員が知恵を絞り、あれもこれもと全てを揃えるわけにはいきませんでしたが、独楽、凧、福笑い、書初め、百人一首、かるた、剣玉、羽根突き、竹馬、輪投げ、射的などのゲームや遊び、巫女さん姿のおみくじ・振舞い酒コーナー、恒例の駄菓子屋、今年の干支ネズミのぬいぐるみが当たる籤引きや伝統玩具の販売など日本の文化や遊びを多く取り入れることができました。新しい試みとして、ステージ上で「二人羽織」を行い、友達、職場の上司・部下・・・・などの組み合わせでカレー丼の早食い競争も行いましたが、アメリカの方々が興味深く見て楽しんでおられたことが印象的でした。 商工会の奥様方を中心にご協力頂いた搗き立てのお餅販売やお餅つき体験コーナーも非常に人気が高く多くの行列ができ、また、日本の民話の映写コーナーも人だかりができ子供たちが真剣に見ていました。 今年は、JICCの講堂で、昨年9月、ニューヨークとワシントンDCで歌舞伎公演をされた中村勘三郎主演映画「やじきた道中てれすこ」の上映会を催し、当日からJICC内で始まった「藍染展」のオープニングも同時開催となりました。 昨年、剣玉大会で15秒間に52回という快挙を遂げた少年を探し当て、今回も挑戦してもらった結果、30秒間に92回と驚異的な記録で優勝し、豪華賞品としてデジカメLUMIXが授与されました。 会場内には、紙面の関係で紹介できず割愛せざるを得ないドラマが多々あったと思いますが、獅子舞に咬まれると思い大泣きする子、羽根突きで負け顔中に墨だらけになった人、振舞い酒コーナーから中々離れない人、おみくじの結果に一喜一憂する人がいる一方で、羽根突き中に羽子板に当り鼻血を出した子はじめ怪我や熱を出して、JICCで待機して頂いた日本大使館担当医師美甘先生にお世話になった方も数名いたようです。 ご参加されたそれぞれの方々の心の中に、日本の伝統的なお正月文化が少しでも体験できご理解頂けたのではないかと、関係者一同自負しています。 実行委員とボランティアの皆様はじめご協力を賜りました方々に改めて心より感謝申し上げます。 また、ご協賛金や御品物のご寄付を賜りました企業・団体・個人の皆様には、ここに改めまして厚く御礼申し上げます。 運営や内容につきましても反省点は多々あると思いますが、次回の改善事項として反映する所存ですので、皆様からご意見やご要望をお寄せ頂けますれば幸いに存じます。 今年11月16日、ワシントン日本商工会は法人化して20周年を迎えますが、お蔭様で「ワシントン新春祭り2008」はその最初のイベントとして大変意義深いものとなりました。これから20周年記念事業が様々な形で企画されることになりますので、またお楽しみ頂けるかと思います。 今年一年が、皆様にとって、より素晴らしい年となりますよう、又、益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げ、新春祭りのご報告とさせて頂きます。
ワシントン新春祭り2008実行委員長
理事(企画・行事担当) 森永 彰 (社団法人 日本建設業団体連合会) 《新春祭り2008点描》 |