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![]() ![]() 「第48回「さくら祭り」“Sakura Matsuri Japanese Street Festival”に参加して」 首都ワシントンで毎年この時期に開催され、今年で96回目を迎えた「National Cherry Blossom Festival(通称NCBF)」は、3月の最終週の土曜日から4月の第二週の日曜日まで約2週間かけて開催されますが、ワシントン日米協会が主催する“Sakura Matsuri Japanese Street Festival”は、NCBF最終日の前日、Constitution Avenueで行なわれるパレードの後11時から18時までホワイトハウスと連邦議会議事堂を結ぶPennsylvania Avenueと12th Streetを中心に開催される一日イベントで、日本以外では世界最大のさくら祭りと言えるようです。NCBF全体のお祭りには、世界各地から毎年100万人の訪問者があると言われています。 Pennsylvania Avenueを交通止め(歩行者天国)にして行なわれる行事は、4年に一度の米国大統領就任式パレードと、1年に一度開催されるこの“Sakura Matsuri Japanese Street Festival”だけですから、米国がいかに日米間の絆を重要視しているかを十分理解できます。毎年この時期、桜の開花が日米関係の重要性を改めて想起させてくれます。「桜」が取り持つ縁に応え、日米両国の更なる発展を願わずにはいられません。 今年は、3/29(土)にナショナル・ビルディング・ミュージアムでNCBFの開会式典が行なわれ、長野県の蓼科高校ジャズバンド部と在ワシントンDCのハワード大学ジャズアンサンブルとの合同演奏に始まり、加藤駐米大使ご夫妻はじめ、昨年のミスユニバースの栄冠を得た森理世さんもこの祝祭のために日本から参加されました。7年もの長きに亘り良好な日米関係の維持と発展にご尽力された加藤大使に対して米国側関係者から大いなる賞賛と感謝の念が表明されました。1912年に当時の東京市長の尾崎行雄(咢堂)氏が日米の友好の印として寄贈した3,000本のサクラの苗木が、タイダルベイスン沿岸の美観と環境保全に大いに寄与しており日米関係をいつまでも良好にしたいとの思いが大切に伝承されていることに対する御礼や祝福の気持ちが表明されNCBFの開会宣言が行なわれました。 この期間、モールでの凧揚げ大会、ポトマック沿岸での打上げ花火、寿司と日本酒のテイスティング、多岐に亘る音楽・スポーツ・写真展・映画会・浮世絵の紹介等々日本文化を披露する盛りだくさんのイベントがDCの各地で開催されました。 ワシントン日米協会主催の“Sakura Matsuri Japanese Street Festival”では、日本から恒例の玉川大学の和太鼓演奏、新橋の芸者衆の本格的日本舞踊披露、沖縄舞踊団を迎える一方、武道紹介、琴演奏、J−ポップコーナーで日本音楽やゲーム、日本の伝統文化を紹介し体験するコーナー、国土交通省が中心にキャンペーンを行っているビジット・ジャパンのコーナー、ビアガーデン・日本酒テイスティングコーナー、漫画や着物はじめ日本の小物が購入できるコーナー、日本の食文化を紹介するジャパンテイストコーナーなど数多くのステージや出店により、子供から大人まで「日本」を実体験できる一日となりました。 「祭り」が「政[まつりごと]」に通じているということは昔から言われていることですが、為政者は国を司るために祭りを行い、一同に人々が集い楽しむことで人心をまとめていました。 現在、米国大統領選挙の真只中で、次にホワイトハウスに住むのが誰かを知ることは時間が解決する事でしょうが、“人心を一つにすることの大切さ”をお祭りに参加する度に考えるのは私だけではないと思います。 "Sakura Matsuri Japanese Street Festival"は2010年に50周年を迎え、NCBFは2012年に100周年をそれぞれ迎えますが、今年の夏に帰任することが決まった私は、日米関係にとって非常に意義深いお祭りがそれぞれの節目に向かってどのように進化していくのか、それを、自分がどこで見ているのか、今から楽しみにしています。
Co-Chairman, Sakura Matsuri Committee
ワシントン日本商工会企画行事担当:森永 彰 (社団法人 日本建設業団体連合会)
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