「JCAW 研修会 Armando Falcon氏をお迎えして」


6月26日(木)のJCAW 6月研修会は、コンサルティング会社Canonbury Groupワシントン事務所CEOのArmando Falcon 氏をお招きし、世界経済に影響を及ぼしている米国のサブプライムローンや住宅市場問題について、その現況や米国政府の対応策について講演いただきました。

Falcon氏は、連邦議会下院銀行委員会の法律顧問などを経て、1999年から5年間、OFHEO(連邦住宅公社監督局)トップの局長として、住宅ローンの証券化関連業務を司るファニーメイFannie MaeやフレディマックFreddie Macの監視や監督の最高責任者を務めた住宅金融市場の専門家です。

Falcon氏は、JCAW講演時点で民主党主導議会において審議が進んでいた、住宅不況を受けての持ち家保有者支援法案の成立を強く支持。これは連邦住宅局の保証枠を最大300億ドルに拡大し、高利住宅ローンの借り換えを促進するなどの内容です。

ところがFalcon講演後まもなく、7月7日の週にFannie MaeとFreddie Mac の経営不安が表面化し株価が急落。Paulson財務長官が13日日曜日に両社への政府支援策を発表。この支援策を盛り込む形で法案が7月末にスピード成立するとのドラマがありました。

同氏の講演を聞きに来られた米住宅市場の行方に関心高い方々は、両社の動向を含め、今も引き続き住宅問題のフォローに忙しいことと思います。


住宅価格推移グラフを示しながら講演するArmando Falcon 氏。