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![]() ![]() 2月5日の研修会は、2002-2007 年の間Deputy Under Secretary of Defense for Asian Pacific Security Affairsの要職にあり日本と関わりが深いRichard Lawless氏を迎え、防衛分野を中心に日米関係について講演いただきました。 ソマリア沖の海賊対処のため日本が海上自衛隊の護衛艦2隻の派遣をやっと固めた直後に講演会が行われましたが、Lawless氏は、「中国は10秒で決めた。」「日本の場合、(イラクのように)国が相手なら自衛隊派遣を決めるのに時間がかかるのは分かるが、相手は海賊にすぎない。なぜこれほど時間がかかるのか。」「(派遣を決めたことは)It’s not bad. But sad. 」と表現。 「日本の、世界やアジアの中での地位の低下は既に始まっている。これを食い止めるためには、事が起こってからの受身でなく、先を見越しての行動を取っていかないと、かつての日本の地位に二度と戻れないことになりかねない。」と懸念を表明。また、日本の国内ではこうした懸念を持つ人が少ないことを、さらに心配していました。 一方で、遅くとも9月までに行われる日本の総選挙の結果生まれる政権が、日本の地位低下を止めるべく行動することに期待を示し、「新政権は、長期的視点でかつ真摯に、日本、アジアと世界の現在と未来を見つめ、自らは何をすべきか、自らで決めてほしい。」と述べました。 日本は“観客”ではなくプレイする“選手”のはず、との率直な同氏の指摘に、日本の行く末を考えさせられた講演会でした。 今はコンサルタントとして日本やアジアを頻繁に訪問する Richard Lawless 氏。レセプションや食卓で話した参加者は、同氏の知識や人脈の広さに感服していました。 ![]() ![]() |