![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() ![]() 2月27日の研修会は、時空軸や地政学視点そして数字の裏づけを元にした深い考察で知られ、当地駐在ご経験もある寺島実郎氏を迎え、米国の実像、オバマ政権のグリーンニューディール、日本創生へのシナリオについて講演いただきました。 オバマ登場の意味は、力の論理の過信からの「イラク」と、新自由主義の破綻の「サブプライム」に象徴される前政権への失望と憔悴がもたらした選択と総括。米国の説明の中で、冷戦前は大学の理工系学部卒業生の7割が軍産複合体に、冷戦後は多くが金融界に就職したとのデータは興味深いものでした。 再生可能エネルギーへの投資が生む技術開発と雇用に期待するオバマ政権のグリーンニューディールについては、IT革命に匹敵するパラダイム転換になるかどうかの視点で注目。米国は国の転換を促す「物語」を語るのが得意との指摘は合点がいくところがあります。 大量生産、大量消費型の米国が変わるかどうか。産業の供給実力以上の消費や軍事作戦に出る傾向や、金融やサービス産業でメシを食うという、米国に染み込んだ体質を変えられるかどうか。金融危機に陥った反省から、オバマ政権が「制御された資本主義」に転換を図れるかなどの論点提示がありました。 日本については、国土面積は世界61位でも、領海と経済水域は世界6位と、海底資源を含め「海洋」に潜在力あること、自動車に加えての基幹産業創生に向け、技術力を活かせる小口・高性能・多品種型産業に活路がありそうと指摘されていました。(奥 智之) ![]() ![]() 19 pages もの資料を事前用意くださった寺島実郎氏。当地駐在時からのご友人も多く、研修会は73名もの出席者で賑わいました |