『ドメスティックバイオレンス:被害者への支援が可能に』


田口朋子

「寒空の中、夫は私を家の外に追い出し、私を殴り、屈辱を与え、そして私をまるでごみのように扱いました。私と同じアジア人で、そして私と同じ文化と慣習を理解してくれる人々にDVRPで出会った瞬間、私の新しい人生への旅路が始まったのだと思いました。」?ドメスティックバイオレンスの生存者、前 Asian/Pacific Islander Domestic Violence Resource Project(DVRP)クライアントのコメント、より

アメリカに住む女性のほぼ3人に1人は身体的、もしくは性的虐待を人生の中で一度は経験していると統計が示しています。つまり、家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)は親戚、友人、近隣の人々、同僚、と私たちの身近な多くの人々に影響を与えかねません。私たち自身もドメスティックバイオレンスの目撃者、さらには、直接暴力にさらされていたかもしれません。それゆえに、ドメスティックバイオレンスとは何か、また自分たちや、他の人々を支援する様々な方法を知っておく事が重要なのです。

多くの人々が、ドメスティックバイオレンスとは身体的な暴力だけを指し、また、それは酒癖の悪い人、きれやすい人にのみ起こると勘違いしています。ドメスティックバイオレンスとは一回限りの孤立した虐待ではなく、特定の一個人をコントロールしようする、もしくはその一個人への権力を得るための、交際相手、配偶者、親戚により行われる虐待のパターンなのです。ドメスティックバイオレンスは情緒的、性的、財政的、身体的、精神的な虐待すべてを含みます。侮辱、屈辱、国外追放するといった脅し、子供への虐待、性的行為の強制、お金のコントロール、また、親戚や友人への接触の制限などが特定の人をコントロールしようとする手段です。虐待をするのはボーイフレンド、ガールフレンド、配偶者、姻族、または親戚かもしれません。また、ドメスティックバイオレンスは交際関係、同性者間、または婚姻関係のいずれの関係に起こりえます。

しかしながら、もしもあなたが、もしくはあなたの知っている人が、このような虐待関係にいるとしたら、虐待はどんな人にも値いしないということ、そして、一人で悩まずに、支援の手は得られるということを忘れないでください。虐待を受けている人々にはいくつかのオプションと、また電話により情報収集や支援が受けられます。ナショナルドメスティックバイオレンスホットライン(1-800-799-7233)は24時間/週7日利用可能で、必要に応じ通訳を頼む事も可能です。ワシントンDC界隈では、The Asian/Pacific islander Domestic Violence Resource Project (DVRP)にて、日本語も含めた様々な言語での虐待被害者への様々なサービスが受けられます。202-464-4477(月曜?金曜の午前10時?午後6時)まで直接お電話ください。または、DVRPから電話をかけ直してもよいあなたの安全な時間と電話番号を上記の電話番号にメッセージに残してください。これらのサービスはすべて無料でまた情報が外に漏れる心配はありません。

ドメスティックバイオレンスは個人の問題ではなく、家族、そして地域社会全体に影響を与えかねない問題です。我々一人一人が、ドメスティックバイオレンスを撲滅する役割を担うことができるのです。サービス、ボランティアなど、DVRPに関する更なる情報をお求めの場合は、DVRPに直接お電話(202-464-4477)もしくは、ウェブサイト (http://www.dvrp.org) をご覧ください。

National Domestic Violence Hotline: 1-800-799-SAFE (7233), http://www.ndvh.org

Asian/Pacific Islander Domestic Violence Resource Project: 202-464-4477, http://www.dvrp.org